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カテゴリ:父さんへ( 4 )

表きょこ日記

ここは 裏きょこで

で こっちが 表だったの 

どうして 今って ・・・

ひみつのコメントat 2009-10-22 13:07 さんに
わたしの メンズポッキー 食べて欲しくて   10年ものに熟成してるけど
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かびてないよ チョコのいい香り ちゃんとしてるよ

----父さんのあらすじ-----
父さんは お菓子と菓子パンが大好きで毎日食べてた
父さんが死んじゃったあと お部屋の段ボールから 買い置きのお菓子がいっぱい出てきて
その中の ふたつ 今でも わたしの冷蔵庫にある

あんぱんまんビスケットは 新品だよ 開封してない
メンズポッキーは 極限に辛いとき 少しだけ食べるんだよ

最近 わたしは 楽しく生きてきていたのか ポッキーを口にすることがなかったよ

スーパーで メンズポッキーの箱がリニューアルされてるのを見るたび 
あ~あ って思う気持ち 変わらないのだけれど
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----父さんの記事-----
こいのれすとらん
父さんの自転車
心の中のなつかしい場所

表きょこ 久々に見て 自転車で海を走ってる自分を見たら 海に行きたくなったよ

・・・
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by kyoco-chan | 2009-10-22 19:48 | 父さんへ

こいのレストラン

私がまだ小さかったころ ふしぎなレストランに行った
それが どこだったかわからなかったけど・・・
電化製品を家族で見に行った帰りだったと思う

父さんは出不精で 外食なんてことも あんまりなくて
だから すごく珍しくて 記憶に残っているんだけど

もうひとつ そのレストランで どうしても忘れられないことがあるから


靴を脱いで お座敷でごはんを食べている時
父さんが おかずを 私のお皿に ちょこんと取り分けてくれた

わたし その のせてもらったおかずを食べるのを迷っていて・・・
父さんから 「食べないの?」って聞かれた(と思う)

私 答えたんだわ  「きたないから」 (たぶんそんなことを言った)

父さんは 自分の使っていた おはしを使ったから 「汚い」って言われたと思い
「ふーん そうか~」って 了解了解って顔^^をして
その次のおかずは おはしの反対側(もち手の方)で 取ってくれた

ち・ち・違うんだよーーーーーー父さん
父さんのお箸が触ったからじゃなーーい!

その 取り分けてくれる前に 触っていたおかずが 変な(たぶん漬物系)食べ物だったの

とにかく好き嫌い激しく 食べられるのは 甘い卵焼きとウインナーと海苔

・・・と 説明しようにも 私はまだほんの子供で
そして 父さんは 病気で飲んだ薬のせいで 少し耳が不自由になっていたから
説明できなかった・・ 字を書くにも 小さかった自分


時折 それを思い出しては 「誤解だ あれは父さんのお箸を嫌ったんじゃない」って
言わなきゃって思っていたんだけど

そうこうするうちに 父さんは ある日突然に死んじゃったものだから (後悔)

そのレストランにまた行きたくて 行きたくて 
母さんに 「あの こいのレストランに行こうよ」って 何度か言ったんだけど

母さんもレストランの記憶あいまいだったらしく「どこだったかね~」って(大人のくせにー)
あ! こいのレストランって言うのは お店の中に 鯉が泳いでいたから


あれは どこだったんだろう・・・ 
行きたいなあ 「こいのレストラン」
広くて お座敷席が沢山で トイレに行ったら 迷っちゃう広さで
座卓の横に 滝が流れていて 座敷の間の通路には 橋の欄干みたいなのがあって
楽しくて 用もなくても ちょっと歩きまわってみたり (迷惑な子供)

ネットをするようになり そのふしぎなレストランを探してみたりした
もしかして そうかなと思っていたんだけど イマイチ 確証がつかめずにいた

そして 一昨日 yahoo!のニュース 
「上野の顔」聚楽台が閉店へ

聚楽台で検索して たどり着いたブロガーさんの写真を見た途端に 泣けた
探していた景色が 記憶のお座敷席が 嬉しくて歩き回った通路が そこにあったから
そのブロガーさんが撮った写真にも 通路で女の子が遊んでいて・・自分に重なった

見つけた日が 閉店の日だなんて  
閉店だから 見つかったんだけど・・・・  もう行けない場所になっちゃった
 心の中のなつかしい場所が もひとつ増えた
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by kyoco-chan | 2008-04-23 20:39 | 父さんへ

父さんの自転車

なかちゃん号  父さんが毎日乗っていた自転車
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私が最後に見た元気な父さんは 
ニコニコと この自転車にまたがり バックミラーの中に立っていた
その15時間後 父さんは 突然死んだ

父さんは 菓子パンと駅伝が好きだった

父さんが死んでから 私は毎年 お正月の駅伝に行っている
ついでに言えば 菓子パンも食べている^^; 

最初の年 駅伝の応援には なかちゃん号で行ったけど
乗らないでいるうちに どんどん動かなくなっていった

いつもよくしてもらっている自転車やさんに なかちゃん号を見てもらうことに
(自転車やさんのおじさんは すぐになかちゃん号を迎えに来てくれた)

6年近く 放置してしまったけど 思い出の自転車で 
どうしても処分できなかったこと
できることなら 再生したいと伝えた

おじさんが聞いてくれた・・・・「お父さんは 何歳?」
偶然にも おじさんは 父さんと同じ年生まれだった

その日のうちに 電話があった
「もう無理だなあ 肝心なところがさびて動かないんだよ」
「なおそうにも ねじもはずれない ここは海に近いからね・・・」
「もしなおしても すごい金額になるし 見た目も変わってしまう」
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そして・・・
「思い出の自転車って言ってたからね すぐにどうこうはしないよ」
「ゆっくりいつでもいいから 写真を撮りにおいで」
「こっちで処分してもいいし もしいやなら もう一度 家に運んであげようか」

考えた・・・ 考えた・・・
「写真を撮りに行きます あきらめることにします」と 電話で返事してからも
考えた 考えた・・・ 

あれは 最後の最後まで 父さんが乗っていた自転車

晴れたある日 カメラと おじさんへのお菓子を持って 自転車やさんへ向かった
やさしいおじさんのところで 処分してもらおうと 心に決めて自転車をこいだ

でも その ほんの10分の間も 考えた・・・

お店についたら なかちゃん号とのお別れだ
やっぱり 家に戻してって言おうか  じゃあ いつ処分するの?
いつかは処分しないといけない
いくらかかるか もう一度聞いてもいいかな 

この世のものはすべて借り物 命さえ借り物 物は物でしかない
だから 執着しちゃいけない 処分しよう

・・・と こんな 普段では思ってもいないことまで 心の中にかり出して
自分を納得させようとする 自分

お店に着いたら おじさんが 写真を撮りやすいようにと 店先まで 運んでくれた
「思い出の自転車 なんとか再生してやりたかったんだがね」
「もう少し早く持ってきてくれれば」 (申し訳なさそうに言う おじさん)

おじさんの言葉と おじさんの笑顔と おじさんのやさしさで 心が決まった

「ありがとうございました」

ゆっくり ゆっくり 何枚も写真を撮った
家に保管していた ワイヤーロックも持っていき 自転車につけた

写真を撮り終わって おじさんにお礼をいい 処分の費用を聞いたら
「あんたから お金もらおうなんて思ってないからいいよ」  

お菓子持って行ってよかったよ
「なんだよ いいよ よかったのに」と言いながらも
おじさんが 笑顔で 袋をのぞいて 受け取ってくれたから


バイバイ なかちゃん号
ごめんね なかちゃん号 
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by kyoco-chan | 2007-06-29 02:00 | 父さんへ

心の中のなつかしい場所

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もっと早くに行ってみればよかった
小さな頃に住んでいた団地は
囲いの中 広々とした野原が 広がっていた
そこにいけば 父さんがいるはずだったけど
風景が消えちゃった 上書き保存はしない
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by kyoco-chan | 2006-04-29 20:32 | 父さんへ